紙の月
みてきた。
キーワードは「ありがち」←勝手に
ありがち、なのか?
ありがちじゃないのかもしれない。
ありがちであってほしくない。
でもこの出会いのありがちなところは、いつかは終わるということがわかっているところだと思う。
りかと同じ銀行で働いてる女の子(大島優子)は、その銀行の次長と不倫してて、それも本人がこんなわたしが、あの次長と不倫してありがちでしょう?って言うのね!そして、そのあとすぐ退社して、地元の公務員と結婚してありがちね、って他の社員さんが笑うの…!
この映画でいちばんしまりがあったのって大島優子の役だと思う。ありがち、かもしれない。そのありがちにぴったりだった!!ほめてます!!
大島優子ちゃんちょっと悪がはいってる役が似合うなぁ。すきよ。
池松壮亮に出会って、気になる存在になるってのは映画では時間がないのかあんまり描かれてなくて、しっくりこないのが残念。
例えば、すごいいけめん、とか、危険な感じがある、とか。
野暮ったい大学生って感じの服だったし。
あのストーカーっぽい感じは似合ってた(褒めてる)
でも、そんなのを兼ね備えてる俳優さんって誰だろうなぁって考えてみたんだけど難しいね。
個人的には池松壮亮くんで良かったと思うけど。あの怪しい雰囲気がすき。
怪しい!怪しい!怪しい!(褒めてる)
いつまでもはすみさんでいて(願望)
で、まぁ話としては横領しまくって!もう何千万ってすごい額になって!
舞台が95年とかだから、こういうのがありえるのかなぁ。今だったら無理だと思う。
それにしても金はあるところにはあるもんだ。
そして、ばれてしまう。
もう刑事事件になるよ、ってところで、りかがわたしをみじめだと思ってるんでしょう?って先輩の小林聡美に言うんだけど、
小林聡美は、何千万というお金をつかって、好きなだけやりたいことやって、あなたはみじめなの?って言うの。
ありがちはそこでおわりじゃない。
りかは椅子を窓に投げつけて、窓をわってそとにでようとする。
小林聡美にむかって
「一緒にいく?」
りかはどこまでもにげる。
その後、みたいな感じで、りかは違う国にいるんだけど(にげきったのか…?)、そこで男の人に出会って。
その人は、りかが学生時代、キリスト教の学校でみんな無理をしない程度に寄付をしようってシスターが言って、りかは父の財布からお金をとってまで寄付をしてシスターから注意されるんだけど、シスターはあたえなさいって言ったじゃないですかと反論したりするんだけど、まぁそれはおいといて、その寄附してた男の子だったのね。
あ、り、が、ち?
えんど。
終わり的にはどうなの?!って感じだったなー(笑)
おわり。