白ゆき姫殺人事件

( ´ ▽ ` )ノ☆☆☆☆

映画の中の赤星(綾野剛)のラーメン評価の真似をして星をつけてみました。

がっつりネタバレありです。

白ゆき姫殺人事件
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一番はじめのシーンから、白ゆき姫…!
白雪姫って、まぁディ○ニーの映画なわけですが、その白雪姫って意味ではなく、文字通りの白い姫。
白い服にだんだん血がにじんでいく、三木典子(被害者)。

三木典子をころした犯人をみつけるために、いろいろな人に事情聴取をしていくんだけど、おかしいんだよね。
それぞれの言葉が。記憶が。

みんなが本当のことを言ってると思うか?

人は、自分の都合の良いように、記憶してしまっている。解釈してしまっている。だから伝えるとき、どうしても、現実とかけ離れてしまうことがある。

疑われたのは、城野美姫(井上真央)。

城野さんが犯人だと思うことによって、そういえばあれもつながる、これもつながるってなってくるから、自信あり気に伝えてしまうのかな。

美人で性格が良いと思われている三木典子についての本性がわかっていくときの怖さね…!

しかも、まさかの犯人りさこなんだけど。まさかすぎて。いや、誰かだろうとは思っていたけど、彼女!!

配役的にも、良いキャスティング。脇役が多い彼女が犯人ってことは、予想しにくい。

なんだかテレビの怖さとか、報道の怖さも感じた。

最後に、赤星はすごく怒られて来月の契約切れをもってクビになるんだけど、その前に城野さん家のお父さんに謝りにいくのね。
その後、絶望でふらふらしてたら、まわりみてなくて、車にひかれそうになるの。
その車にのってたのが城野美姫。
城野美姫は車からおりてきて、大丈夫ですか?と声をかけて、「ちょっと落ち込んでしまっていて」という赤星に「きっと良いことありますよ」と声をかけて去っていく。

ここで赤星は城野さんだって気付いてないのね。ほんとみえてない。だから、そんなでたらめな情報で番組作っちゃうんだよ。

赤星さんと一緒にきてた人は、伝えようとするんだけど、やっぱりやめて。

最後にツイッターで罵倒されてる赤星さんへのツイと、そのついてきた子の「僕はずっとみてるやくでした」でおわり。

この終わり方が湊かなえっぽいなーっと。

小説だとみんながブログとかで、本心をかいてて、そのブログを読む感じになるみたいなので気になる。

今たくさん気になる映画やってて、中でも一番見たかった作品。
みてよかった!
おわり。