風立ちぬ
見てきましたよーっと!
行く前にツイッターで、ちょろっと音は人間の声というのを読んでいたから、気にして聞いてみたら、人の声がよくわかる。
わたしが好きな音は、書く音でした。あれも人間の声なのかしら。安心感のある音。
ネタバレ含みます!!
ほんとに飛べるの、って感じの非現実的な飛行機に乗って、空を跳ぶ。
風景がとっても素敵で、こういう素敵なところを、表現する人たちがいる時代に生まれてよかった。
爆弾がでてきて。
また、この爆弾の動きが怖くて。
二郎さんは近眼だから、よく見えなくて。
飛行機からおっこちる。
夢。
夢だった。
本庄の声に癒されるなぁと思ったら、案の定、西島さんでした!!!
飛行機つくる人もさ、戦争のために作ったんじゃなくて、キレイな飛行機を作りたいから作ったみたいに、戦争に使われたものってそもそも戦うために作りはじめたんじゃないし、研究してたんじゃないんだなと強く思った。切ない。
でも時代のせいなのか、あついひとがいっぱいいて、世の中に必要とか、そうじゃないとかあんまり関係なくて、信じた道をつき進む姿は、うらやましく思う。
かわっていく時代を生きたい。
切り開くのは自分たちの手だ。
やっぱりあつくてせつない時代。
二郎の見てる夢のシーンもたくさんあって、夢は二郎にとって、夢であって未来であって過去であったと思う。
『飛行機は美しくも呪われた夢だ』
ぴったりのこの言葉が、二郎そのものだと思う。
抽象的すぎる(笑)
目指す未来があって、愛する人がいて、友人がいて、家族がいて、上司がいて、あったかい人たちがたくさんいるなかで、わたしたちは生きる。
生きねば。
シベリアが気になる。
おわり。